八本松児童館:ちいさな一歩 南三陸町①|2011年04月08日19:15
①南三陸町歌津地区
3月30日
八本松児童館のちんねんは、有志のチームを組んで、
南三陸町歌津地区にある「平成の森」という避難場所を訪問しました。
今回は被災地の現状把握と「こころのケア」を含め、長期にわたる支援の在り方を検討するための訪問でした。
訪問場所に関しては、チームのメンバーの中に歌津と関りが深いメンバーがいたこと、
また「平成の森」という避難場所の元職員をしていらした地元の方がいらっしゃったこともあり、
訪問することができました。
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三陸道を降り、山並みを越え、目の前に広がる風景は津波によって完全に廃墟となった町並みでした。
声も出ないくらいの衝撃でした。
家や車など、様々なものが散乱し、高い木の上にも洋服など引っかかっており、
津波の激しさと高さを身を持って感じました。
廃墟になった町並みを抜け、訪問場所である「平成の森」に到着しました。
まだ、ライフラインは何もなく、避難所全体にも元気はありませんでしたが、
子どもからお年寄りまで様々な方とお話しする事が出来ました。
家族の事、家の事、将来の事、様々な不安を抱えながら、かろうじて過ごしているという状況でした。
今後もこのチームは色々な形を取りながら、個々が繋がっている様々な団体とネットワークを組み、
様々な地域で細く長く活動をしていきたいと思っています。
同時に当法人とプランニング開・アトリエ自遊楽校が実施している
「子ども笑顔元気プロジェクト」(http://kikaku-blog.p-kai.com/)ともどもご支援いただければと思います。
詳細は後日お伝えします]]>